墨氏 ―物言わぬ幼妻

性別:女
家族構成:賈ク(夫)
一人称:私
二人称:貴方、〜様(基本字+様)
三人称:あの方、〜様(基本字+様)
性格:寡黙、恥ずかしがり、少しズレている
口調:ですます口調

略歴:名は珂、賈クは白瑶と呼ぶ。
華陰で文具屋を営んでいた家の娘。
手先が器用で、彼女の作る筆や竹簡は中々質が良かった。
無口で愛想もないが、賈クは彼女を度々文具の手入れや配達に呼び付けたという。
後に段ワイの元を去る際、妻にすると文具屋に告げ彼女を召し抱えた。
彼女が幼かった事もあり手伝いとして身辺に置こうとするも、甲斐甲斐しい様子を見、正式に妻として迎えた。
墨氏は元来の性格からか、華美を避け質素な姿で人目に付かぬよう努めたという。

備考:手を動かしていないと不安なのか、いつも何か手作業をしている
賈クが墨氏の作った筆を褒めた時、父母は喜んで店の一角に墨氏が作った筆の売り場を設けたらしい
顔の黒子や白髪交じりの髪を黒子は墨の跡、髪は墨を吸った筆の様で自分らしいと思っている
鄒氏、張姜子に混ざり手作業しながら二人の話を聞いている事がある、二人は墨氏を妹だと思っている

※相識の人物
張繍、鄒氏、張姜子、胡車児
(魏で墨氏の顔を知る者は居ない/賈クが見せない)

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